ウォッチ
手作業で作られ、高い価値を有するピアジェ ウォッチには、適切なお手入れが不可欠です。このページでは、日々のお取り扱い、洗浄、保管方法といったお手入れのための大切な情報をご案内します。また、ピアジェ ブティックでは専門スタッフがウォッチに合わせたメンテナンスをご提案します。
ご自宅でのお手入れ
ピアジェ ウォッチのお手入れに役立つ8つのヒントをご紹介します。
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機械式ウォッチはムーブメントを動かし続けるために、毎日巻き上げが必要です。
手巻ウォッチの場合、リューズを回し、止まったらそれ以上無理に回さないでください。
自動巻ウォッチの場合、リューズを20回以上回してください。
以下のサインが出ていないか点検してください。
- 機械式ウォッチに進みや遅れがある場合、磁気抜きが必要な場合があります。
- クオーツウォッチが止まってしまった場合、電池交換またはコンプリートサービスをご依頼ください。
機械式ウォッチの場合、ムーブメントが使用により劣化(8年ごとのメンテナンスをおすすめします)または衝撃などにより損傷する場合があります。そうした場合はコンプリートサービスを受けていただく必要があります。
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必要に応じて電池交換は無料で承ります。ムーブメントの損傷を防ぐため、電池切れのまま放置することは避けてください。機械式ムーブメントは、電池漏れの点検や注油のために、8年ごとにコンプリートサービスを受けていただくようおすすめします。
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今日、身の回りには磁気を発する物が数多く存在します(Wi-Fi、ノートPC、スマートフォン、電子レンジ、コネクテッドデバイスなど)。機械式時計(手巻、自動巻)は、磁気を発する物の近くに置くと正常な動作が妨げられる恐れがあります。磁気によってムーブメントが損傷を受けることはありませんが、精度に影響が表れます。
精度を保つため、磁気を発する物にウォッチを近づけないでください。
ピアジェ ブティックでの無料点検サービスでは、その場でスタッフが磁気帯びの点検を行い、必要に応じて磁気抜きを行います。
クオーツウォッチは磁気を発する装置に直接触れた場合にのみ影響を受けます。磁場から離れると精度は正常に戻ります。
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海で泳いだり化粧品を使用したりする場合は、ウォッチを外してください。ウォッチのケースやメタルブレスレットの汚れを落とす際は、少量の石鹸水(防水性のあるウォッチのみ可)を使って拭き取ります。その後、柔らかい布で水分を拭き取ってください。
5気圧または10気圧の防水性を備えるウォッチは、真水で洗い流せます。
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強い振動や衝撃を伴う活動(テニスやゴルフなどのスポーツを含む)を行う際は、ウォッチを外してください。
ウォッチの精度を保つため、高温(サウナやハマムを含む)や直射日光にさらすことは避けてください。
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手動で日付を調整する際は、針の位置にご注意ください(午後10時から午前2時の間は、内部に損傷を与える恐れがあるため調整しないでください)。
誤ってムーブメントに損傷を与えることがないよう、日付を合わせる時はまず時刻を6時に合わせ、日付を合わせたい日の前日にセットしてから、正しい時刻と日付に合わせてください。
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ウォッチを着用しない時は、直接光に当たらない、乾燥した安全な場所に保管してください。
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ウォッチのストラップをいつまでも美しく保つため、以下の点にご注意ください。
レザーストラップは次のものを避けてください。
水との頻繁な接触
湿気の高い場所
長時間の日光
化粧品や油分の多い物質との接触
ラバーストラップは次のものを避けてください。
マニキュア液との接触、長時間の日光
Gala ウォッチは、デザインの特性を保つため、平らな状態ではなく横向き(3時または9時位置を下)での保管をおすすめします。
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ウォッチの裏面には、防水性を示す刻印があります。
3気圧防水:手洗い、雨、汗からウォッチを保護します。
5気圧防水:水しぶきに対応し、水泳は家族と一緒に水に入る程度の軽度なものであれば可能です。
10気圧防水:激しい動きを伴う水泳が可能です。
防水性能に関わらず、ウォッチをお湯(シャワーやスパなどを含む)にさらすことは避けてください。高温により、ガスケットが変質する恐れがあります。
ウォッチに結露が見られた場合は、水がムーブメント内に侵入している恐れがあります。この場合は防水性の回復またはコンプリートサービスが必要となります。

ジュエリー
ジュエリーは適切なケアにより、その美しさを保つことができます。ここでは簡単にできるお手入れのヒントをご紹介します。また、ピアジェ ブティックでは専門スタッフがクリエイションに合わせたメンテナンスをご提案します。
ご自宅でのお手入れ
ピアジェ ウォッチのお手入れに役立つ8つのヒントをご紹介します。
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クリーム、香水、化粧品、メイク用品はジュエリーの輝きを損なう恐れがあります。ジュエリーは身支度の最後の仕上げとして着用してください。
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ジュエリーを傷める恐れがあるため、重いものを持ち上げたり運んだりする際は外してください。
プレシャスストーンやオーナメンタルストーンの美しさを保つため、高温(サウナやハマムを含む)や直射日光にさらすことは避けてください。
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ジュエリーの輝きを保つため、ゴールドとダイヤモンドから作られている製品は、石鹸水に浸した柔らかいブラシで汚れを落とし、念入りにすすいで、柔らかな布で拭き取ってください。
オーナメンタルストーン、パール、エメラルド、ファブリックが使用されているジュエリーは、よりお手入れに注意が必要です。水は使用せず、乾いた柔らかい布で拭き取るのみとしてください。
ピアジェ ブティックでは、クリエイションに合わせた詳細なお手入れのアドバイスを提供しています。
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ネックレスとブレスレットは、平らな状態に置いて、1つ1つ離して保管してください。
チェーンの付いたジュエリーは、チェーンが絡まらないようクラスプを留めた状態で保管してください。
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ピアジェのクリエイションは高い価値を有しています。ジュエリーのセッティングに気になる点がございましたら、ピアジェ ブティックにお持ちください。クリエイションを点検し、必要に応じてストーンの交換サービスやメンテナンスをご提案します。
オーナメンタルストーンのお手入れ
プレシャスストーンとオーナメンタルストーンは、ピアジェのDNAそのものであり、多くのクリエイションに用いられています。こうしたストーンはほとんどが鉱物で、特別なお手入れを必要とします。
ストーンの美しさを保つためにも、香水や石鹸、化学製品、化粧品、また水や高温に触れないようご注意ください。ストーンの汚れを落とす場合は、柔らかな乾いた布を使ってください。保管時に傷が付くのを避けるため、クリエイションはご購入時の箱に入れ、他のジュエリーとは離して保管してください。
お手入れをしても輝きが戻らない場合は、ピアジェ ブティックにお持ちください。
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カルセドニーの1種。硬度が高く、直線的な縞模様が特徴です。光に対しては強い一方、温度変化に敏感です。
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鉄分による赤から茶色にかけての色合いが特徴。カルセドニーの1種で、温度変化に敏感です。
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鮮やかで深みのあるグリーンの色合いと石ごとに表情の異なる縞模様が特徴です。硬度が低い鉱石のため、時間の経過とともによりマットな質感に変化します。
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ブルーとグリーンが混じった色合いと淡いブルーの縞模様が特徴の不透明な鉱物。水や熱によって表面が傷むことがあります。
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変成岩の一種で、濃く鮮やかなディープブルーで知られています。光に対して強い一方、水には敏感です。高温によってグリーンの輝きが生じたり色が失われたりすることがあります。

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