
THE ART OF EXTRALEGANZA

SWINGING SAUTOIR
"ピアジェの頂点に君臨するハイジュエリーウォッチの進化を理解するには、 1957年まで遡る必要があります。この年、ピアジェは1874年の創業以来マニュファクチュールを構えるスイスのラ・コート・オ・フェで伝説の薄型キャリバー「9P」を生み出します。ピアジェの代名詞となった「9P」はそれ自体がきわめて画期的でしたが、このムーブメントを搭載するケースには貴金属しか使わないという英断こそが、メゾンをハイウォッチメーカー、ハイジュエラー両分野を極める存在へと導いたのです。"
CUFF WATCH
1969年の「21st Century」コレクションでは、カフウォッチも登場しました。グラフィカルな透かし彫りが施された幅広のゴールドカフ、重厚な質感のゴールドのブレスレット、鮮やかな色の文字盤などボリューム感のある大胆なスタイルは時代を追って生き生きとした華やぎを進化させてきました。「21st Century」コレクションの衝撃は大きく、ピアジェは「世界中のエリートのウォッチ」とメディアに賞賛されます。2023年にGPHG(ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ)のレディースウォッチ賞を受賞した「Hidden Treasures」に続き、ピアジェは今年もアイコンであるカフウォッチの新作を発表します。


AURA
1989年に初めて登場したハイジュエリーウォッチの「オーラ 」は、ブレスレットとケース全面にバゲットカットダイヤモンドを敷き詰めた大胆なデザインで、ピアジェのジェムセッティングの高い技術の証として、熱狂的な注目を集めました。多くのメゾンがプレシャスウォッチにクォーツムーブメントを採用していた時代に、内部・外装ともに美を誇るこの特別なタイムピースには、40P自社製薄型手巻ムーブメントが搭載されていました。それから35年、ピアジェは「オーラ」の節目となる年にルビー、ピンクサファイア、ダイヤモンドをあしらった2つのユニークなクリエイションを発表します。

